失敗の多いマイル旅

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JALマイルからeJALポイントへの交換・使用方法とSKYコインとの違い

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JALマイルの有効期限は3年。そのため、期日が近づくと、eJALポイントへ交換しています。eJALポイントは1ポイント1円で、JAL航空券やツアー、サーチャージの支払に使えるポイントのこと。ANAで言うところのSKYコインですね。

今日はそんなeJALポイントとについてご紹介すると共にSKYコインと比較してみます。

 

eJALポイントとは何か?

eJALポイントとはJALの航空券、ツアー購入代金の一部または全額の支払いに利用可能なポイントのことです。1ポイント=1円で支払いに充当できます。まさにANAで言うところのSKYコイン。

しかし、SKYコインとは、いくつか異なる点がありますので、比較しながらeJALポイントについてご紹介します。

 

eJALポイントとANA SKYコインの比較

①取得方法

ANA SKYコインはマイルからの交換はもちろんのこと、他のポイントサイトからの交換でも入手することができますが、eJALポイントの入手は、JALマイルからの交換でのみ。シンプルですね。もちろん、両者とも期間限定のキャンペーン等で貰える場合はあります。

JALマイルからeJALポイントへの交換倍率は一律1.5倍。10,000マイル=15,000pt=15,000円となります。こちらも保有カードやステータスによって1.0~1.7倍まで変動するANA SKYコインと比べるとシンプル。

JALカードをお持ちの場合、3,000マイル=3,000pt=3,000円へ交換できますが交換倍率は1.0倍。10,000マイルを交換した方がお得ですね。

家族マイルからの交換については、eJALポイント、SKYコインともに可能です。但し、JALの場合「JALカード家族プログラム」「JALファミリークラブ」会員となっていること、ANAの場合はANAカードファミリーマイルに登録していることが必要です。

 

ANAマイルからSKYコインへの交換についてはこちらもご参照ください。

www.shakaijin-mile.com

 

②利用期限

eJALポイントもSKYコインも、入手してから1年間が有効期限です。そのため、活用できずに期限を迎えたマイルの延命措置として機能します。延長された1年の間に、チケットの支払に使えば、特典航空券として使うよりは価値が下がりますが、マイルを無駄にすることなく使うことができるわけです。

この期限に関してですが、JALは一味違います。実は、eJALポイントは交換するたびに、保有している全てのポイントの有効期間が、最新の交換日から1年にリセットされ置き換わります。

つまり、実質永久にeJALポイントを保有することも可能というわけです。eJALポイントの有効期限も残り僅か、手元には数千マイルしかない、という場合は緊急手段として3,000マイルを1倍で交換し、有効期限を更に1年延長してもいいかなと思います。

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③使用可能な範囲

eJALポイントは本人だけでなく、会員の配偶者、二親等以内の親族まで使うことかできます。但し、これも「JALカード家族プログラム」・「JALファミリークラブ」会員に登録しておく必要があります。

登録しておけば、こんな家系図の人々が、あなたのeJALポイントを使うことができます。マイルを特典航空券として使う場合も同様です。むやみやたらと親戚を登録することはやめましょう。

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一方、SKYコインは本人のものしか使うことができません。ANAカードファミリーマイルに登録していても、家族分は使えません。実は、私も妻のSKYコインを使おうとして先日失敗したばかりです。家族のマイルをSKYコインとして使いたい場合は、マイルからSKYコインへの交換の際に、交換先を一人に指定してSKYコインを集約する必要があります。

 

④使用単位

eJALポイント、SKYコインともに10ポイント=10円単位で使用できます。

 

⑤支払手段の併用(総額の部分支払)

 eJALポイントSKYコインともに可能ですが、Webサイト上で、かつクレジットカードでのみ可能です。コンビニエンスストア支払い、ATM払込、インターネット振込みや、利用券との併用もできません。

 

⑥使用時の制限

eJALポイントもSKYコインもインターネットでの購入のみが対象。店頭窓口や電話では対応できないようです。

eJALポイントは国内線のJALビジネスきっぷ、eビジネス6の購入では利用不可。国際線も海外発着便では利用不可となっています。逆に日本発着便がJALであれば、旅程に他社便を含んでいてもeJALポイントが使用可能です。これは嬉しいですね。(海外経由地から最終目的地まで他社便を使う旅程で、JALで発券する場合)

航空券の支払に用いる場合、eJALポイントを保有する本人が旅程に参加しなくても大丈夫です。

ツアーでは、JAL海外ダイナミックパッケージ、J-TAP商品、ジャルパック海外e-ホテル、割引キャンペーン商品での支払では利用できません。また国内・海外旅行商品を利用する場合、eJALポイントを保有する本人様の同行が必須となります。

 

SKYコインは少し制限が多いです。

まず、国内線のビジネスきっぷ、いっしょにマイル割等は対象外。また国内線他社便(AIRDO、ソラシド等)もANA便名のコードシェア便のみ使用可。

国際線では、他社便名および他社乗り継ぎが含まれる航空券は対象外となっています。

ツアーでは、国内ホテル(@ホテル)、国内レンタカー(@レンタカー)、ANA一休パックが対象外。

海外ツアーのホテル&オプションは対象外。海外旅行商品を利用でSKY コインを保有する本人が同行しない場合は、旅行申し込み後にメールまたは電話連絡が必要とのこと。一手間いりますね。

 

⑦払い戻し

SKYコインで支払ったチケットをキャンセルする場合は、払い戻し手数料を除いた金額がSKYコインで戻ってきます。(有効期限内のもののみ。期限外のSKYコインは戻ってきません)

これに対してeJALポイントで購入した航空券やツアーは払い戻すことができません。これは結構痛い規則です。改善して欲しいですね。

 

 

 

JALマイルからeJALポイントの交換方法

まずJALのウェブサイトからマイレージを選びます。

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マイレージ画面にログインしたら、「マイルをその他の特典に交換」をクリック。

eJALポイントを選びます。

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すると交換画面へ。最初から「10,000マイル1セット」が組まれています。

ここを3,000マイル1セットにすることも可能ですが、交換倍率は1.5倍→1.0倍まで下がります。なるべく10,000マイル単位での交換がお得です。

 

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交換マイルを入力すると確認画面が出ます。右下「特典申込」ボタンを押しましょう。交換のり消しはできないため、注意して申し込みましょう。

 

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 これで申し込みは完了です。

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ほぼ即日の内に、マイルが減算され、eJALポイントが付与されます。

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eJALポイントの使い方

まず、支払時の決済方法選択画面で「eJALポイント」を選択します。

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次の画面で使用ポイントを選択します。今回は15,000eJALポイント保有のため12,290円のチケットであれば全額ポイントで支払うことが可能です。

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入力内容に問題がないか厳重に確認してきます。

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決済直前の内容確認。最後の関所ですね。ここで問題なければ支払を確定させます。

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意外と簡単ですね。支払に関しては以上です。

 

まとめ

  • ANAもJALもマイルの期限切れ対策として、有効利用期限を延ばす独自ポイントを保有している。
  • eJALポイントは、交換を繰り返すことで、実質の有効期限を永遠に引き延ばすことができる。
  • 両者ともWeb以外での使用は不可能。
  • SKYコインは払い戻し可能だが、eJALポイントは払い戻しできない。
  • 両者とも国内線、国際線ともに、購入の制限あり。特にツアーは利用に関する制限が多いので要注意。

     

  • ANAは本人のSKYコインしか使えないが、eJALポイントは登録している家族のものであれば使用可能。

 

SKYコインもeJALポイントも、マイルを便利に使える選択肢の一つです。期限の近いマイルを有効活用したり、特典航空券の設定の無いハイシーズンに使えたりします。ただし、使用上の制限もありますので、よく注意して使いましょう。私自身も気をつけたいと思います。

 

 

 

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