JAL JGC修行はじめました
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[最終更新2016年12月31日]
JAL JGC修行とは
JAL JGC修行とは上級会員であるJALサファイアのステータスの時にだけ加入が可能な、JGC(JAL Global Club)会員となることを目指して飛行機に乗ることです。JGC会員のメリットはANAのSFC会員と殆ど変りません。一年間だけ沢山飛行機に乗ることでJAL上級会員のメリットを獲得し、その後、毎年カード手数料だけでそのステータスを維持し続けることが可能となります。
ANAスーパーフライヤーズについてはこちらについてはこちらをご参照ください。
またJALとANAの上級会員の違いについてはこちらもどうぞ。
JAL上級会員 サファイア獲得の条件とは
- 毎年の1~12月の12ヵ月間で50,000FLY ONポイント(うちJALグループ便25,000FLY ONポイント)以上
- 又は50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ONポイント以上
※搭乗回数は、JMBのマイル積算対象運賃による搭乗が対象。
FLY ONポイントとはANAで言うところのプレミアムポイントのことで、その計算式もほぼ同じです。
FLY ONポイント計算方法
路線倍率もANAと全く同じ。ボーナスポイントに若干の差があります。
JAL上級会員(サファイア・JGC以上)の特徴は、ANAでは数年前に廃止されてしまった、年間搭乗回数をこなすことでも上級会員になれる点です。そのため短距離の離島間や九州内を一日に何往復もして搭乗回数を稼ぐ手法(修行:ポイントを稼ぐために飛行機に乗ること)が存在します。
搭乗回数50回とFLY ONポイント50,000獲得どちらが有利か
JALでは毎年FLY ONポイントプレゼントキャンペーンを実施しています。そのためJALカード保有者は、その年の最初のフライトで5,000ポイントがもらうことができます。つまり実質45,000ポイント獲得すればJALサファイアになることが出来るというわけです。これはANAと比較して大きなアドバンテージとなります。(2017年もキャンペーンを継続することが発表されました)
JALマイレージバンク - JALカード会員限定 初回搭乗 FLY ON ポイントボーナスキャンペーン
対して年間回数50回でのJALサファイア獲得。FLY ONポイント5,000獲得キャンペーンでがある一方、搭乗回数削減のキャンペーンはありません。つまり、どう考えても50,000ポイント獲得の方に分があります。
年間搭乗50回の修行を選択
しかし、私はキャンペーンの効果が効かない50回搭乗を選択しました。
そもそも私がJAL修行を決断したのは、この7月の転勤でした。
2年間働いた東京を離れ、4年働いた大阪へ単身赴任で戻ることになりました。単身赴任は少なくとも半年ほど続く予定で、妻とは毎週末東京へ帰ることを約束しました。
ここでよからぬ考えが頭をよぎります。
「毎週飛行機で東京へ帰れば7月からの半年でギリギリ50回搭乗をクリアできるのではないか?」
2016年上半期はANAプラチナの継続を目指して、出張もプライベートも全てANAに乗ってきました。JAL修行なんてこれっぽっちも考えていませんでした。
現在の獲得プレミアムポイントは35,000強。海外出張が複数回入ればプラチナ維持は可能です。プライベートの週末帰宅を全てJALフライトにしてしまえばANA、JAL両方の上級会員を獲得できるのではないか。そんな考えが湧き上がってきたのです。
私は、昨年ANAプラチナを獲得し、今年の海外出張でその恩恵をひしひしと感じています。すると、海外出張でスターアライアンス便のフライトが上手く使えなかった場合、ラウンジも使えなければ優先搭乗や優先チェックインもなくなってしまう、と恐怖を感じるようになってしまったのです。慣れとは本当に恐ろしいものです。昨年はヒューストンで10時間待ちとか平気な顔でやっていたにもかかわらず。
単身赴任は悲しいことですし、毎週のフライトには体力も必要ですが、これは今年はじめから懸案だったワンワールドの上級会員資格、JALサファイアも獲得出来るチャンスではないかと思い、JAL修行の世界に飛び込んでしまったのです。
飛行機と新幹線、どちらが安い?
通常、大阪~東京間を移動しようと思うとまず思い浮かぶのは新幹線です。しかし、実際には伊丹~羽田間のフライトを早めに予約すれば、新幹線より安いことが多いのです。
「JAL 先得
9月便であれば土日であっても片道9,300円のチケットが公式サイトで発売されています。飛行時間は40分。搭乗してから到着までは1時間程度。空港での待ち時間を入れるとほぼ新幹線と同じ2時間~2時間半程度です。
対して新幹線価格はどうでしょう。JRおでかけネットを確認してみます。
新幹線の新大阪~東京は片道13,650円(乗車券+特急券)。やはり価格では飛行機に軍配が上がります。
とは言え、毎週往復2万円×4週=8万円×6ヶ月=48万円ものお金を帰宅という名のJAL修行につぎ込むわけです。原資は単身赴任手当と月に一回分の帰宅手当。もちろんこれだけでは足りないので残りは自分の持ち出しです。とは言え、手当で全体の6割程度はカバーできるのではないかと考えています。
JAL修行1stレグ
JAL修行第一回目はBoeing767-300に搭乗しました。
羽田~伊丹便は「JAL SKY NEXT」適用で、シートは全席革張りでした。
ANAとは違う高級感が新鮮です。
詳細なフライトの様子は後日改めてご報告します。
このままでは年内搭乗回数が50回に満たない
6月中旬に転勤が決まり、決意した時点ではギリギリ年間50回の搭乗が可能だと思ったのですが、7/27現在まだ1回のフライトのみ。いきなりですが、このペースでは達成が微妙になってきました。そこで対策を検討中です。
1つ目が、休日を利用したマイナー空港との往復です。JAL回数修行では有名な、伊丹ーコウノトリ但馬空港との超近距離路路線の利用で回数を稼ごうと思います。
それでも達成が困難な場合、このツアーへの参加を検討します。回数修行のためにあるようなものです。
JAL公式なのですが2日で16フライトとは恐れいります。こんな修行用ツアーを自分たちで組んでいいのでしょうか。
修行として、遅いスタートではありますが、ひとまず東京-大阪往復を軸に年末までJAL修行に励みます。次は2nd/3rdレグ。今週末、伊丹⇔羽田往復のフライトです。これからが楽しみです。
実際の修行の様子はこちら
16レグ頃から羽田空港ラウンジが使えるようになりました。
方針転換し、ツアーを使わずに効率よく回数が稼げるフライトを考えてみました。
折り返し地点の25レグを消化しました。
30回搭乗によりステータスがクリスタルになりました。
ピストン修行決行により、人生最大の羞恥心と引き換えに40回搭乗達成。残り10回!
順調に回数を積み上げ、残り5回となりました。
キャンペーンで最上級のダイヤモンドプレミアラウンジも使ってみました。
年末に無事、50フライトを達成しました。
最後にファーストクラスに搭乗し、無事JMBサファイアとなりました。